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同行避難

東日本大震災から10年経ちました。今日は同行避難について7項目を考察します。

1.名前で呼び寄せる

大声で名前を呼ぶと飛んできますか?日頃から叱るときに名前で怒ってませんか?大声で呼びかけると反射的に逃げるようではいけません。

名前を呼んだらきっと楽しいことがある。すぐ飼主の元に行こうと思うように躾けましょう。

災害の時に家屋内迷子になり、探し出せないことがあります。確実に呼び寄せが出来るようにしないと迅速に逃げられません。

2.衣食住

ケージが無いと避難所で暮らせません。リードが無いと避難も散歩も出来ません。

なかなかペットの救援物資は届きません。十分な水と食事、療養食ならなおさら予備を蓄えておきましょう。

瓦礫で怪我をしないように靴の用意。防寒のために洋服。ペットシーツや毛布も必要です。

3.常備薬

心臓疾患などの慢性病薬は10日から2週間は常に予備を持っておきましょう。

明日の分が無いから動物病院に行くのでは遅すぎます。日頃から余裕を持って受診しましょう。

4.ペットとコミュニケーション(躾け)

興奮した時に「オスワリ」のかけ声でとりあえず反射的に落ち着いて、飼主の話を聞けるようにしましょう。

「マテ」の訓練は必要です。マテで、飼主の不在にたえられ、おとなしく不特定多数の他人中で待てないと行けません。

その他、集団生活が出来るように日頃から最低限の訓練は楽しくしておきましょう。

5.首輪とリード(綱)・キャリングケージ

暗闇でも家族全員がすぐ持ち出せるように玄関の決まった場所に置いておきましょう。

避難の動線上の目に付く所に置きましょう。

6.マイクロチップと登録

マイクロチップは「一生一緒に居よう」と言う「愛の絆」です。日本獣医師会に登録することが重要です。

これが無いと一度はぐれると、自分のペットであることが証明できなくなります。

善意の方に拾って貰い保健所や動物病院に保護された時に飼主の方と連絡が取れます。

登録事項が間違ってないか、変更の必要が無いか、そもそも登録事項に不備が無いかを確認しておきましょう。

7.自治体に確認

上尾市では全ての避難所でペットの同行が約束されております。緊急薬の手配もマニュアル化されております。

上尾伊奈獣医師協会が全面的にバックアップする準備が出来ております。

しかし、全ての自治体が同じではございません。平時にしっかり確認しておきましょう。